ブランディングの定義について

ブランディングという言葉が一般的になってずいぶん経ちます。

ビジネスシーンではなくても「○○さんて、ブランディングできてるよね」とか「こんなSNS投稿は逆ブランディングになる」みたいに使われるようになりました。

また、会社やプロダクトのブランディングだけでなく、SNSブランディングとかセルフブランディングのように個人がブランディングするのも当たり前になっています。

ただ

「ビジネス用語あるある」で、定義が曖昧なものが多く、ブランディングもそのひとつ。

brandにingがくっついてるので「ブランドになる(する)こと」と言えばそれまでなのですが、あなたは、ブランディングと聞くとどんな意味やイメージを感じますか?

ちょっと考えてみてください。

ネーミングやロゴマークを変えること。
ホームページをおしゃれにすること。
イメージを良くすること。
高級感を出すこと。
知名度を上げたり有名になること。
品質や価格を上げること。

正解はありませんし、書店に行くと様々なブランディングの本が並んでいて、それらの「定義」もバラバラ。

ただ、仕事となると言葉の定義や解釈が違うことでコミュニケーションに問題が生じますよね。

そこで、今回は私たちのブランディングの定義について書いてみます。

これまで数多くのクライアントさんのブランディングに関わってきたこともあり、自分たちなりの定義があるのですが、少しづつ変化してきています。

最初の頃は「ファンを増やすための活動の全て」と言ってました。

自社で運営していた飲食店でも(いわゆる)常連さんを増やすことを一番に考えていたし行動指針としてました。

その後、様々なクライアントさんと仕事をするなかで、主体性の大切さに気づいたことをきっかけに

いまの定義は(少し長いですが)

「楽しく仕事をして、共感してくださるお客様と長くビジネスを続けられるようにすること」

としています。

それが、経営者の幸せにつながり、家族や従業員や関係者に拡がると思うから。

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